診療情報Medical
診療科目
一般歯科・口腔外科・矯正歯科診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:00 ~ 13:00 | ● | ● | ● | / | ● | ★ |
14:00 ~ 18:00 | ● | ● | ● | / | ● | ★ |
- 土曜日午後の診療は16:30まで行います。(院内研修室で研修会がある場合は9:00~14:30)
- 祝日のある週や学会、研修会で土曜日が休診の週は木曜に振り替えて診療いたします。
- それぞれ受付終了は終業1時間前までです。
初診の方へ
当院の診療の流れFlow
1回目のご来院
初診時の診療時間の目安:約1時間
初めての来院時は、検査も多くお口の中の状態によって多少異なりますが、通常の検査内容で約1時間ほどかかりますので、時間にゆとりを持ってお越しください。
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受付
受付にて問診票をお受け取りになり、お困りの症状やアレルギーの有無など診療を進める上でのご要望などをご記入ください。
お呼びするまでお待ち下さい。- 通院中の病院や処方されている薬などがある場合は、お薬手帳をご持参ください。
差し支えなければコピーを取らせていただきます。
また、紹介状をご持参の場合は、受付にお渡しください。
- 通院中の病院や処方されている薬などがある場合は、お薬手帳をご持参ください。
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問診(10分)
当院ではすぐに検査や治療に入ることはありません。
ご記入いただいた問診票を確認し、お口の中の状態や日頃の生活習慣などを直接お伺いしながら、現状を正確に把握するところから始めます。★強い痛みや腫れがある場合は応急処置を優先いたします。
強い痛みや腫れなどの急性症状がある場合、何かしら処置が必要と歯科医師が判断した場合は、痛みを和らげるために応急処置を優先して行います。
あくまでも一時的な処置ですので、後日改めて不足している検査や治療、カウンセリングなどを行います。 -
検査 (約30分)
問診後はお口の中の状態を正確に把握するために、各種検査を行います。
主な検査内容
- 口腔内写真撮影 (5枚〜15枚)
- 歯ぐきの検査
以下は必要に応じて行います
- レントゲン写真(デジタルパノラマ写真、デンタル写真など)
- 上下の歯の型取り→模型診査を行います
- 位相差顕微鏡(口腔内細菌検査)など
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検査結果の説明 (約10分)
検査結果を元に、今1番お困りな箇所とお口の中の大まかな状態についてユニット前のモニターやiPadなどのビジュアルを使って、わかりやすく説明いたします。(詳細な説明は2回目以降)
2回目のご来院
診療時間の目安:約1時間
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治療、予防の計画や方針の説明・カウンセリング 30分
初診時に行った検査結果に基づき、患者さん一人ひとりの症状や状況に合わせた今後の診療方針や治療や予防の内容、計画を立案しご説明いたします。
また、初診時にできなかった検査、唾液検査など2回目以降にしかできない追加検査(検査結果は当日判明します)を必要に応じて行います。 -
歯科衛生士による口腔衛生状態のチェックと清掃指導 30分
歯科衛生士により、お口の中全体の汚れを染め出し、口腔衛生状態の詳細をチェックさせていただきます。
その上で、唾液検査のデータも参考にしながら、患者さんの疾患のタイプ、歯周病の罹患度、進行度などを診断し、一人ひとりの状況に応じた清掃方法をご指導させていただきます。
いきなり「治療」ではなく、まずは歯を支える土台である歯茎やお口全体の環境改善から!
むし歯も歯周病も歯や歯ぐきの周囲に存在するバイオフィルム(いく層にも重なった病原細菌の集落:決して汚れや食べカスでは有ません)が原因で引き起こされる感染症です。人によっては少々回数がかかるかもしれませんが、実はこのバイオフィルムを破壊・除去することが歯科治療にとって一番重要なことで、治療前に必ず徹底すべきことです。
3回目以降のご来院
診療時間の目安:約1時間
歯周病の治療が必要な方
歯科衛生士が中心に歯周治療を進めていきます。
- 毎回、歯科衛生士による口腔清掃状態のチェック→染め出しを行います。
- 清掃状態が向上し安定してきたら歯ぐきの上に付着した歯石を除去(スケーリング)から進めていきます。
口腔清掃状態が改善し安定している場合
歯科医師による治療が始まります。
よっぽどお急ぎの場合や治療期間が限られている場合は、一番気になっていらしゃる箇所を優先しますが、治療期間や効率性、確実性などを加味した治療計画に則った治療順番が最適だと考えております。
患者さんと協議させていただき、納得いただけた上で「なるべく痛くない・抜かない・削らない・歯を残すための治療」を進めてまいります。
治療終了後の再検査と結果の説明
治療が適切に行われたか、効率的なケアが実践できているかを初診時に行なったレントゲン写真や口腔内写真の撮影などを行い治療後の再評価を行います。
治療前の状態と比較して、症状やお口の中の環境がどのくらい改善したのかを患者さんと共に確認してまいります。
検査結果に問題がなければ、今後受けていただくことになる定期検診・メインテナンスについてご説明させていただきます。
メインテナンスでのご来院
健康で美しい口腔環境を生涯維持していくために、定期メインテナンスへ以降してまいります。
患者さんお一人おひとりのお口の状況に合わせオーダーメードのメインテナンスプログラムを提供いたします。
メインテナンスは、当院の特徴であるGPTの理念に則った方法で行ってまいります。
今後は悪くなってから慌てて歯科医院にくるのではなく、悪くなるのを防ぐ効果的な予防ケアを実施しましょう。
患者さんのお口の環境を整え継続的に管理を行い、フィットネスや美容院に通う感覚でご来院ください。
保険診療と自費診療の違いDifference
歯科治療には、健康保険が適用される「保険治療」と、健康保険が適用されない「自費治療」の2種類があることはこれまで歯科治療を受けた人であればご存知だと思います。
ただ、患者さんからするとその違いについて詳しくはご理解いただけず、急に「保険にされますか?」「自費でされますか?」と聞かれ戸惑ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
ここではそんな歯科治療における「保険診療」「自費診療」の違いについて解説してまいります。
保険診療 | 自費診療 | |
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概要 | 治療費の一部を負担するだけで治療は行えますが、限られた費用内での最低限の機能回復がゴールになるため治療方法や材料に制限があります。 | 治療費は全額負担となりますが、その代わり制限が一切ありません。 沢山の選択肢の中から審美性・機能性を追求したベストな手法や材質使った質の高い治療を選択することも可能です |
審美性 | 見た目の問題は疾患ではないので保健治療では認められません。 そのため、金属を使用しなければならなかったり、色の制限画あり不自然な見た目になることがあります。 |
自費治療で選択できる素材は、周りに合わせて自然で違和感のない仕上がりにすることができます。 |
機能性 | 限られた素材や手法で治療を行うため、適合具合や噛み心地などに違和感がある場合があります。 | 天然の歯に近い硬さの材料を選択することが可能で、使い心地の良い修復物を求めることができます。 |
身体への影響 | 銀歯などの材料を使用するように定められています。 それらの金属が経年変化により溶出することで金属アレルギーの原因になることがあります。 また上下の金属が接触することにより電流が発せられることがあり人体への影響が懸念されます。 |
生体親和性の高い材料も選択できるため金属アレルギーのリスクを限りなく回避することができます。 |
治療費 | 比較的、リーズナブルに抑えることができます。 また同じ治療内容であれば、全国どの歯科医院でも治療費は同じになります。 |
比較的高額になります。 また治療方法や素材が同じでも、各医院によって費用の設定が違います。 |
保証 | 基本的に保証はありません。 補綴維持管理料を請求している場合のみ2年間の補償があります。 義歯の場合は一度作ると6ヶ月間は再製作できないなど多くの規制があります。 |
被せ物に関しては5年保証、インプラントに関しては10年の保証があります。(ガイドデント加入) |
日本が世界に誇る皆保険制度は、同じ内容であれば全国どこでも同じ料金で治療が受けられる素晴らしい制度です。
しかしあくまでも「病名がつくもの疾患の治療」と「病気で失った機能を回復する」ことに主眼が置かれています。
そのため使用できる素材や治療方法には制限があり、見た目の美しさ・使い心地・健康面への配慮などは十分でないのが実状です。
また病気にならないため未然に行う予防処置にも残念ながら保険は適用されません。
これに対して自費診療は、見た目の美しさや使い心地にこだわった治療を多くの選択肢から選ぶことができるのです。
費用を節約して必要最小限の治療を受けるのか、毎日の食事や会話をより快適に楽しむためにご自身のお口の中に投資するのか、これは十分検討すべき問題だと思います。